いまを生きる。
映画の原題は「死せる詩人の会」。アメリカのヨーロッパ系の名門パブリックスクールの生徒たちは、伝統と規律や親の期待に縛られながら、冷めた気持ちで日々をやり過ごしている。そんな中に、ロビン・ウィリアムスが演じる同校OBの教師が赴任してくる。詩の素晴らしさとともに人生を自分で切り開いていく大切さを解き、机に上に立ち、生きる視点を変えることを教える。彼の授業を通して、生徒たちは自らを自由に語り合うようになり、自分の道を歩みだす。
「いまを生きる」は、ホラティウス(紀元前65年生まれ)の書いた八行詩(カルミナ(詩集))にある言葉。
英語で「Seize The Day」、直訳で「その日を摘め」。 「未来がどうなるか、あれこれと詮索するのをやめよ。そして、時がもたらすものが何であれ、贈り物として受けよ。」と言う意味で、転じて「今を生きろ」。
ホラティウスは、つぎの言葉も残している。 「目標のある人は実力以上の力を発揮し、目標のない人は自分の実力さえ満足に発揮できない」
カントも、「成功に至る第一歩は、自分が心で何を望んでいるかを見つけ出すことです。それがはっきり分からないうちは、何を期待しても駄目でしょう。」と言っている。そして、その彼の死に際に残した言葉は「Es ist gut!(これでよい)」という満足の言葉であったと言われる。
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